2022-08-03

強く痛いマッサージ揉みほぐしは喧嘩をしているようなもの

【強く痛いマッサージ揉みほぐしは喧嘩をしているようなもの】

こんにちは、大内です。

昨日のメルマガの補足の
内容です。

私は昔、○ラクと言う
大手リラクゼーション店に
勤めたことがあることは

昨日お伝えしましたが

経営者側は

お客さんの
怪我のリスクがあるので

『強揉み』

は厳禁としています。

施術側も指などの
腱鞘炎になったりと
大変です。

これまで
そんな痛みや悩みを抱えながらも

頑張って施術をする
セラピストをたくさん見てきました。

力づくの施術とは
お客さんとセラピストが
喧嘩をしているようなものです。

しかし、

お客さんは

「もっと強くしてくれ!」

と言うニーズが
かなりあるので

その期待に応えようと
無理をしてしまう人が多いです。

リラクゼーション店の中でも
強揉みを売りにしている
お店も多いです。

肘を使ったり
足で背中の上に載ったり・・

「お客さんからの
ニーズがあるからやる!」

というのは完全否定はしませんが

セラピストの
意識の問題です。

『強揉みはお客さんの感性を低くし
身体を壊す可能性がある・・』

自分が行為によって
お客さんが喜んでくれはするが

将来に渡って
お客さんにとって

「果たして本当に良いことなのか?」

その相手視点になれるか?です。

強揉みは
身体を良くする方向には
向かってはいなく

「指名してくれないかも・・」
「強揉みが俺の売りだから・・」

など自分が喰っていくためとかに
向かっているのがほとんどです。

ここに疑問を持たない
セラピストさんは

とりあえず今は
良いかもしれません。

しかし、

「本当のやりがいとは?」

「本当に喜んでもらえるとは?」

「セラピストとは?」

の葛藤を突きつけられる日は
いずれ来るでしょう。

強揉みと言う行為は

お客さん、施術者お互いに
とっても良いものではありません。

強いマッサージや揉みほぐしを
受け続けていくと

その感覚に慣れてきます。

「もっと強くても大丈夫!」

「痛いぐらいが気持ち良い!」

と感覚が麻痺していくのです。

セラピスト側も

「それならもっと強くしなきゃ!」

とエスカレートして
いきます。

この状態は
お互いに力がぶつかって
喧嘩をしているようなものです。

セラピストの力を
受ける側が

無意識に反発して
押し返しているわけですか
効率的ではありません。

それよりも
違和感を感じられるような
優しい刺激を

感じ受け入れる
身体になることです。

そうすれば
自然に自分の問題点が
腑に落ちます。

・硬さ
・重さ
・冷たさ
・張り(むくみ)

これらに意識を向けられる
マッサージ整体ならば

感性は磨くことは可能です。

くれぐれも
強く痛いマッサージ整体には
お気をつけ

なるべく丁寧で繊細で
感性が良いセラピストさんを
見つけ

施術を受け続けてみて下さい。

あなたの身体は進化していくと
思います。

【強く痛いマッサージ揉みほぐしは喧嘩をしているようなもの】
https://youtube.com/shorts/VCOeo56RlYE?feature=share

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